防水スプレー
こんにちは、アウトドア好きの皆さん! 釣りとツーリングが大好きな方にとって、天候はいつも気になる存在ですよね。突然の雨に降られたり、水辺で道具が濡れてしまったりと、釣りツーリングには不意のトラブルもつきものです。そこで今回は、ウェアやバッグなどをしっかりガードしてくれる「防水スプレー」についてお話しします。雨の日でもへっちゃら、そんな快適ライディングと釣りを実現しましょう!
防水スプレーがあるとどうなる?
防水スプレーとは、布や革、合成繊維などさまざまな素材の表面に噴霧して水を弾きやすくするアイテムです。ウエアやシートバッグ、釣り道具のケースなどにスプレーしておけば、水がコロコロと転がり落ち、内部まで浸透しにくくなります。雨が降り出したときに慌てなくて済むうえ、気になる泥ハネや汚れも洗い流しやすくなるため、メンテナンスが楽になるのがうれしいところです。
また、防水スプレーには雨だけでなく、汚れやシミから素材を守る効果も期待できます。釣り場での細かな飛沫や、海風に含まれる塩分などからも保護してくれるので、大切なウェアやブーツを長持ちさせるポイントにもなりますよ。
防水スプレーの種類と使い方
防水スプレーには大きく分けて、シリコン系とフッ素系があります。シリコン系は表面をコーティングする形で水をはじき、比較的強い撥水力を発揮しやすいですが、素材によっては通気性が落ちたり、光沢が出てしまったりすることがあります。フッ素系は繊維の内部に入り込んで水を弾くため、通気性を保ちやすい半面、やや撥水力が長続きしにくい傾向があるかもしれません。最近は両方の特性を併せ持つ複合タイプもあるので、用途や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
使い方のコツは、まず対象物をきれいにして乾かすこと。汚れがついたままスプレーすると効果が十分出ないばかりか、汚れをコーティングしてしまうこともあるのです。また、風通しのよい屋外で噴霧し、一定の距離を保ってムラなく吹きかけるときれいに仕上がります。噴霧後は十分に乾燥させるのも忘れずに。濡れたままの状態では、防水効果がうまく定着しにくいです。
シーン別の活用法と注意点
釣りツーリングに出かけるとき、まずレインウェアや防水ブーツなどは当然ながら、防水スプレーを使うことで耐水性をアップさせると安心です。さらに、シートバッグやタックルケースにもスプレーしておけば、急な水しぶきや小雨に対応できます。ツーリング中だけでなく、釣り場に到着してからも足場が濡れていたりするので、装備全般を一通りカバーしておくのがおすすめです。
ただし、防水スプレーを噴霧しても完全防水になるわけではなく、あくまで「水がしみ込みにくくなる」程度の効果です。大雨に長時間さらされれば、さすがに浸透してくる可能性はあります。どうしても心配なときは、レインカバーなどの併用を検討しましょう。また、スプレーを吹きかけたあとの手入れも大切で、素材に合った方法で汚れを落とし、定期的に再加工することで撥水効果を持続させることができます。
防水スプレーを上手に活用すれば、天気が怪しくても釣りツーリングのプランをキャンセルする必要はありません。汚れや水気を気にせずに、思いっきり自然を満喫できるのはアウトドア好きにはうれしいですよね。道具を長持ちさせるうえでも、ぜひ取り入れてみてください。