釣りを始める前に知っておきたいこと
安全に釣りを楽しむためには気を付けておくことや、同じ場所で釣りをしている人が不快にならないように知っておくべきルールについて紹介します。
ライフジャケットを着用しよう
ライフジャケットやライフベスト、日本語では救命胴衣と呼ばれる安全のための装備品です。
正しく着用することで、落水しても体を浮かせやすくしてくれます。
釣り人向けのモノとしては、ポケットが多くついていたり、非常にコンパクトサイズだったり、安全性はそのままに釣りで使うのに適した形になった製品が多く販売されています。
釣りはたのしいアクティビティですが、危険と隣り合わせの水辺。足を滑らせて落ちてしまった場合でもライフジャケットを適切に着用していれば、浮き輪のように体を浮かせて溺れてしまうリスクを減らせます。
釣り針のカエシに注意
釣り針には掛かった魚が簡単に外れないようにカエシが付いています。先に少し刺さるくらいなら問題ありませんが、カエシに到達するほど刺さってしまった場合、なかなか抜けません。
下手に抜こうとすると余計に傷口を広げてしまい重傷化する場合がありますので、無理に抜かず病院へ行くのが最善です。
カエシのないバーブレスフックという釣り針もあるので、不安な人はバーブレスフックを使用した仕掛けをおすすめします。
周りの人に釣り針が刺さらないように配慮する
自分たちだけではなく周りで釣りをしている人がいるかもしれません。キャストする(仕掛けを投げる)際、左右と後ろの安全確認をして行ってください。
もし、安全確認をしたとき自分の後ろを通り過ぎるような人がいた場合、その人が通り過ぎるまでキャストしようにしましょう。
キャストは一つ間違えると釣り針やオモリが人に当たってケガをさせてしまう恐れがあります。
釣り場をキレイに使おう
釣り場がゴミで汚れていたら嫌な気分になりますよね。ゴミのせいで釣り場が釣り禁止になってしまったら、もっと嫌な気分になります。
ゴミを捨てずに持ち帰るというのは、当たり前のマナーです。自分が使った後、エサや魚の血液などで汚れていたら海水で洗い流しましょう。
来た時よりも美しくの精神が大切です。
釣り場は先着順
釣り場に到着したら、釣りができる場所を確認しましょう。場所があれば、荷物を置いて準備します。
釣り場は基本的に先着順です。先に人がいたらその場所は諦めましょう。
他の釣り人との距離は最低5m、できるなら10mは離れるように。隣と近いと糸が絡まりやすく釣りがしづらくなります。
余計なトラブルを避けるためにも、気をつけましょう。